王将のメニューの人気の秘密

 

王将は、1967年、京都・四条大宮に一軒の中華料理屋として創業。40年を経た今日においても業界トップクラスの中華料理チェーンであり続けているのには3つの理由があります。

 

①日本人に親しまれてきた大衆中華料理・・・日本人に親しまれていた大衆中華料理に的を絞ったこと。料理がバラエティに富み、客層を選ばず、一人から多人数まで幅広く食し、楽しむことが出来ることです。全てに画一化された洋食チェーン店が続々と生まれる中で、中華のナショナルチェーンが出現しなかったのはお客様にはメリットである店内調理による出来立ての料理の提供が、企業にとってはマスメリットを追及しづらいデメリットになったためです。当社はお客様のニーズを第一に考え、あえてこの疑問に挑み、潜在需要を引き出しました。

 

②核となる商品「餃子」の設定です・・・看板商品の徹底した美味追及と合理化が、新鮮素材の使用と店舗での手巻きへのこだわりを生み、品質・味の統一を可能とし、「美味しくて、安いビッグチェーン」の基礎を築きました。

 

③セントラルキッチン・システムの確立・・・一括大量仕入れと集中一次加工が大幅なコストダウンを実現し、美味の均一化を果たし、調理のスピード化を実現して、巨大チェーン展開を可能にしたのです。これらは全て創業時から受け継がれる「王将3つの信条」「現代人の求める味を追求する」「価格を破壊する」「調理のスピードに挑戦する」が形を成したものに他なりません。そして今、「王将3つの信条」は、さらにオリジナリティを徹底的に追求し、「より美味しく、より安く、よりスピーディに」となって、新しい時代に挑む力の源となっています。