王将のメニューの特徴と中国語

 

各店舗ではそれぞれ独自のサービスを展開しています。例えば大学生の多い京都市内のある店舗では、カレーラーメン3人前を15分以内に食べれば無料にしています。でも食べ切れなかった場合でも840円で食べられるシステムです。

 

別の店舗では家族連れがいることを考慮しお子様ランチメニューを提供するなどしています。鹿児島市などに「餃子の王将」を掲げる店舗が複数ありますが、これは王将フードサービスの直接支配ではない鹿児島王将が経営するものです。

 

日本国内における王将フードサービスの直営及びFC以外で「餃子の王将」を名乗る事が出来るのは鹿児島王将のみでです。鹿児島王将は餃子の王将との間で「鹿児島県内における出店は餃子の王将ではなく鹿児島王将に一任する」旨の協定を結んでいるのです。

 

中国語をベースにした独特の厨房用語があり、一般に「王将用語」と呼ばれる。客から受けた注文を厨房に伝える時などに使われており、大規模な店ではマイクを使って話されるために客席まで良く聞こえ、常連ならばだんだんと意味がわかってくる。

 

店舗によっても異なるが、一例として次のような用語がある。餃子=コゥォーテル、生餃子=チャウス、パリパリによく 焼いた餃子=ヨクヤキ、白ご飯 = タイハン、炒飯=ソーハン、焼きそば=ソーメン、揚げそば=バァリィ、天津飯=テンハン、中華飯=チュウドン、肉とキャベツの味噌炒め=ホイコーロー、肉と卵のいりつけ=ムーシーロー、小エビの天ぷら=シャーレン、ジンギスカン=パーロー、鶏の唐揚げ=エンザーキー、酢豚=クールーロー、ラーメン=ヤナギ